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大学のチャレンジ
地域問題の解決向け行動型研究者を養成。
同志社大学大学院総合政策科学研究科
ソーシャル・イノベーション研究コース
京都町家 江湖館

ekokan001.png 同志社大学のこの研究コースは、地域の公共問題を解決する実践研究者「ソーシャル・イノベーター」の養成や、「ソーシャル・イノベーション」に関する教育研究のために設置されました。基礎科目に加え、社会実験やワークショップなどの臨床科目があるのが特徴です。大学院生の研究テーマとして、高齢者グループによる商品開発・販売を通じた自立支援、綿を育て布を織るスロークローズ、発酵を学ぶ酒育などがあります。
 そして社会実験の場として京町家「江湖館」を開設し、公共的な問題を語り合う「市民的公共圏」として活用しています。
 「江湖」というのは古来中国の言葉で、明治維新後の日本で初めて発行された新聞も「江湖新聞」と名づけられました。いろいろな人の意見を差別無く総合し、国民・市民の意見をつくっていくという公共圏の思想に基かれた新聞の思想に共鳴し、この館も誰もが集い、さまざまな意見を闘わせる場所に、との想いから「江湖館」と命名されました。大学の施設であっても、社会に開かれた、誰でも参加できる空間として、いろいろな人が来て、多岐にわたる問題を語りあう場にしたい、という今里教授の思いが伝わります。

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ここでは、本格的なおくどさん(かまど)を使っての「じぶんでつくる・みんなでつくる京町家 de ランチ」、あそびの達人教室、夜店など市民を対象としたイベントや、全国の自治体などと協働で取り組むプロジェクトについての会議や報告会などが行われています。また農山村の地域課題に取り組む拠点として、大原農家キャンパス「農縁館・結の家」も開設し、無農薬有機栽培の実習や自立・自給型生活論の講義が行われています。
 今後も、机上だけの理論ではなく、社会実験で得られた体験を持つ「ソーシャル・ドクター」を養成し、社会の改革をめざしていきます。

[活動開始]2007年4月
●住所  京都府京都市中京区衣棚通丸太町下ル玉植町235
●URL  http://sosei-si.doshisha.ac.jp/ (ソーシャル・イノベーション研究コース)