福岡でのコミュニティビジネス成功例を増やすために!



82名の障がい者が通う「ワークショップたちばな」の特徴は、店舗型施設ということです。現在、5カ所の事業所を展開しています。
事業の柱は、2003年の開設当初から手がけている菓子の製造・販売で、職員の支援のもと、知的な障がいのあるスタッフたちが、計量からラッピングまでこなし、店頭での接客にもチャレンジしています。一部のキオスクに卸している他、カタログ販売も好調で日々、製造と配送に追われている状況だとか。一方、2006年に自家製菓子を使ったデザートを提供する店舗型施設としてオープンした「カフェ オリジナルスマイル」は、今では健康定食が売りとなり、昼時は毎日、満席になる人気ぶりです。ここでももちろん、障がいのあるスタッフ8名が働いていますが、代表の末松さんは、「菓子の製造ラインでは、仕事の意欲が沸かなかった障がい者スタッフが、接客の仕事で大活躍している。様々な職種を用意することで、1人ひとりにあった仕事に就くことができる。大切なことは、福祉っぽさを払拭して、本格的な就労環境を提供すること」と目を細める。確かに、「オリジナルスマイル」は通常の飲食店にしか見えず、福祉施設には見えません。地域住民が気軽に集まる秘訣なのかも知れないですね。
また、西鉄薬院駅ビルの1階にある「ときめきショップ」。福岡市の障がい福祉行政の一環で、2008年より同法人が運営を任され、「ありがた屋」の屋号でリニューアルオープンしました。現在、50カ所の福祉施設で作られた雑貨や食品を販売するとともに、オリジナルの生菓子も販売。やはりここでも3名の障がい者が、顧客をお迎えするスタッフとして働いていますが、一日に100名以上の来客があるといいます。
「これまでの施設福祉を軸においた施策では、障がい者はカゴの中の鳥のようなもので、施設という箱のなかで、安全に過ごせれば良いという観念だった」と振り返る末松さん。今後は、所得を引き上げていくための店舗型施設を今後も展開していくそうです。「『福祉施設』という概念ではなく、『就労支援事業所』という新しい業態づくりを進めなければならない」と意気込んでいます。
| 名前 | 社会福祉法人 明日へ向かって 障がい福祉サービス事業所 ワークショップたちばな |
| 代表者 | 管理者 末松忠弘 |
| 活動開始 | 1984年6月 法人設立/2003年8月 |
| 住所 | 福岡市東区青葉2-11-9 |
| 電話番号 | 092-663-2833 |
| ファックス番号 | 092-663-2834 |
| 定休日 | |
| 営業時間 | |
| ホームページ | http://www.w-tachibana.org/ |
| メールアドレス | |
| 活動内容 | 障がい者福祉 |
| ポイント | 障がいがあっても1人ひとりに合った就労環境を提供 |