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コミュニティビジネス販路拡大支援センター(コミット・commit)


【報告】高齢者問題について考えよう!10月20日 第26回 「感 Do Up!コミット会」 開催
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10月20日に第26回 『感 Do Up!コミット会』を天神にある都久志会館で開催し、40名以上の方にご参加いただきました。今回のテーマは、「高齢者支援」。今回で26回を迎える『感 Do Up!コミット会』ですが、今期より各回でテーマを決め、それに関連した活動をされている事業者の方に発表していただいております。今回、「高齢者支援」をコミュニティビジネスの視点で取り組んでいる4つの事業者様に発表していただきました。

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世界に先駆けて、超高齢化の進む日本。特に、団塊世代が退職し、高齢者の数が急激に伸びていくなかで、抱える課題が多くあります。
医療や福祉、介護などが上げられますが、それ以外にも多岐にわたります。
例えば、高齢者の就業問題。60~65歳退職、といってもまだまだ元気な高齢者。高齢者と呼ぶのもはばかられる位、元気な方が私の周りにも多くいます。そういう方の力をどう活かしていくか、これも大きな課題です。
最初に発表いただいたのはNPO法人 クローバー福祉安全機構 理事長 岡村 紘生氏。クローバー福祉安全機構は、現役時代に培った技術や知識、ネットワークを活かして「まだまだ人の役に立ちたい」という思いで集まった企業退職者が設立した団体です。電球の取り替えから階段の手すりの取り付け、不要物の整理、廃棄まで高齢者の「困った・・・」を解決するための事業を幅広く行っています。現役時代のノウハウを活かして適切にアドバイスすることで、高齢者の不安をなくし、安心して生活できる社会の実現を目指しているとのことです。

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次の発表者は、特定非営利活動法人 介護賃貸住宅NPOセンター 事務局長 安田 豊氏。
高齢などの理由で賃貸住宅に入居できない方に、賃貸住宅オーナーから借り上げ、提供しています。アパートやマンションなどの賃貸住宅オーナーは空室を抱えつつも、一人暮らしの高齢者に部屋を貸す事に不安を感じています。そこで、入居者である高齢者との間に入って、センターが入居する高齢者の方の生活をサポートする"見守り"を行う事を条件に借り上げているとのこと。
本人の生活、身体、障がいの状況に合った住宅を探して提供することはもちろんのこと、年金や保険の手続き、銀行取引開始の支援 、年金が少ない場合の生活保護申請、さらには身寄りがない方の死亡時の連絡・通知、遺留品の処分、葬儀・納骨等の死後事務も行うとのことです。
その現状、問題を現場の視点からお話いただきました。

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次は、届け隊福岡LLP 日高 榮治氏の発表でした。
高齢化が進む福岡市を中心とした都市部の団地で糸島の新鮮な魚介類や無農薬野菜、加工品などの「安心安全な食材」を販売する朝市を開催。新鮮な食材が近場で買えない高齢者の要望に応えるだけでなく、都会と農漁村、シニアと若者の連携を実現しています。今後は、団地に限らず様々な地域の朝市に出店するなど、活動を広げていくとのことでした。

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最後に発表いただいたのが特定非営利活動法人 在宅医療サポート協会 理事長 古賀 弘司氏です。世界一の長寿国、超高齢化社会の進む我が国では、医療費が毎年過去最高を記録しています。平成17年~22年の5年間で4兆2000億円、特に70歳以上の医療費は2兆7000億円に増加しています。そこで、国では医療費を抑制するために長期入院患者を減らし、患者を病院からコストの低い介護施設や在宅へシフトさせる方針をとっています。そこで重要になるのが、「在宅医療」。家庭だけでなく、医療・福祉・介護に関連した機関、行政など地域全体ですすめる必要があります。在宅医療サポート協会では、『在宅医療支援システム』を構築し、24時間365日体制での安心・安全をサポート、介護施設を訪問する「在宅療養支援診療所」や医療機関との連携を実現しています。特に印象深かったのが、紹介映像にあった「毎日が不安」「うつ病のような状態」など電話口のお年寄りからの切実な声でした。「毎日明るい声をかけてくれるから、元気になれるんよ」という言葉に、『在宅医療支援システム』の必要性を感じました。在宅医療は患者の意思を尊重しながら住み慣れた生活の場で行う医療として、今後さらにひろがる必要があると感じました。

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最後に、コミットの取り組み事例の発表として、直近のコーディネート、販路拡大の事例を発表しまし、名刺交換の時間となりました。

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「高齢者支援」を行う事業者の発表を聞いて、「考えるいいきっかけになった」「高齢者サービスの必要性を感じた」という声をいただきました。何より、私自身今回のコミット会で、高齢者社会の抱える課題にたくさん触れることができました。

また、次号コミットスタイルのテーマも「高齢者問題」です。みなさん、この機会に考えてみませんか?