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「九州初の宅老所」から「416名のパソコンネットワーク」まで
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生涯現役で、いきいきと暮らしていくには?
高齢者問題に取り組み、活躍中のCB実践者をご紹介します。

宅老所よりあい 福岡に誕生した九州で初めての宅老所 高齢になっても、その人らしい生活を

21年前に宅老所として設立され、グループホームの草分けとしても有名な「宅老所よりあい」。福岡の中心地にある築100年の借家を利用して運営されています。高齢者の状況に応じて「通い」「泊まり」「住み込み」といった利用ができ、とりわけ地域と密着した活動には定評があります。その活動に共感した作家の谷川俊太郎氏も将来の入居を予約しているとか。

代表の下村恵美子さんは「人間相手の仕事がしたい」と福祉の道に進み、1993年に「宅老所よりあい」を設立。何よりも大切にしているのは、高齢になっても認知症が進んでも、地域や家族とのつながりを大切に、住み慣れたまちで普通に暮らすことです。その取り組みはグループホームや小規模多機能ホームの制度化のモデルとして影響を与えています。

高齢者の尊厳を守り、その人らしい生活を最後まで続けることと同様、介護や看取りをする家族を支えることも重要な役割のひとつ。「その人らしい生活」「家族との絆」「地域社会の一員」を、生活を通して具現化していけるよう、職員一丸となって日々取り組んでいます。[今号1-2ページでインタビュー記事掲載]



NPO法人
社会福祉法人 福岡ひかり福祉会 宅老所よりあい
[法人設立]1991年1月
[事業区分]高齢者支援、福祉・介護サービス
■住所 福岡市中央区地行1丁目15ー14
■TEL 092ー761ー4260
■FAX 092ー761ー7441

NPO法人 地域福祉を支える会 そよかぜ 商店街の空き店舗を活用し高齢者の助け合いの仕組みを構築

福岡市博多区雑餉隈を拠点に活動する「NPO法人そよかぜ」は、1998年に高齢者の助け合いシステムを作ろうと、理事長の濵崎和久さん(73)をはじめとした問題意識のある仲間約60人が集まってスタートしました。いつまでも元気で、誰からも尊ばれて生活できる地域社会を目指しています。 

大きな特徴は一方的なサポートの活動ではなく、お互いの能力や技能を生かして助け合いながら、地域の諸問題を事業として解決する点です。商店街に設置された高齢者のたまり場「そよかぜ倶楽部」では、カラオケや麻雀、パソコン教室などが開催され、仲間づくり・生きがいづくりの場となっていて年間2万人が利用しています。また高齢者の生活サポート、送迎サービスなどは地域通貨「そよかぜ切符」を使った有償ボランティアです。

今後の課題は高齢者の雇用を創出すること。「どんな人にも役割があります。地域にどんな高齢者がいるかをリストアップし、商店街の空き店舗を活用して手づくり品の販売なども行なっていきたい」と、濵崎さんは語ってくれました。



NPO法人 地域福祉を支える会 そよかぜ
[事業区分]高齢者支援、福祉・介護サービス、まちづくり・地域交流
[活動開始]1999年5月
■住所 福岡市博多区銀天町2ー2ー37
■TEL 092ー501ー4656  
■FAX 092ー502ー7891
■URL http://nposoyokaze.com 
■メール info@nposoyokaze.com

NPO法人 シニアネット福岡 会員数416名シニアによるシニアのための
パソコン教室を4ケ所で開催

福岡市西区市民センター主催の熟年セミナー「情報発信コース」に参加したメンバー13名で、1998年に立ち上げたのが「シニアネット福岡」。シニア世代の生きがいづくり、仲間づくりを目的に任意団体としてスタート、2001年NPO認証登録しました。

活動の大きな柱が、シニアによるシニアのためのパソコン教室。自分たちが学んできた知識やノウハウを多くの同世代に広めたいという思いからです。教室は、入門から各種趣味の講座まで受講者のニーズに応える講座を開講。メンバー相互の交流行事も盛んで、どんたくパレード参加、文化祭、交流会など活発に活動しています。

理事長の手柴正義さん(75)は「教室にいらっしゃれば、新しい出会いの輪も広がります。家に閉じこもらず、どんどん外に出るべきです」と言います。2003年には内閣府から「エイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事例」として表彰を受けています。今後は公民館・地域団体などへの出前市民講座にも力を入れていきたいそうです。



NPO法人 シニアネット福岡
[事業区分]情報化社会の発展支援、まちづくり・地域交流
[活動開始]1998年
■住所 福岡市中央区大名2-9-29 第2プリンスビル201
■TEL&FAX 092-732-3115
■URL http://www.seniornet.or.jp

NPO法人 小規模多機能ホーム なごみの家 「ずっと病院で過ごさせたくない!」自宅生活を
支えるため質の高いケアサービスを提供

「なごみの家」代表の篠木珠枝さん(70)は看護師として長く働き、老人医療の現場を目の当たりにしてきました。地域や家庭から高齢者が消え、病院で亡くなっていく現状を何とかしようと、65歳にして自宅を改装して起業、小規模多機能型居宅介護事業を始めます。デイサービス・ショートステイ・訪問介護を一ヶ所で利用でき、家族と共に看取りまで行っています

一人ひとりに合わせた質の高いケアを行なうため、「なごみの家」に来るようになって元気になる高齢者も。そうした質の高いケアサービスを提供する決め手は人材です。篠木さんは、福祉を真に理解してもらおうとスタッフをゆっくり時間をかけて育てています。システムやケア理論、手技も全て現場で学びます。

地域からの信頼も厚く、重度の要介護者も多く利用しています。「苦労の多かった世代のフィナーレにふさわしいケアと、高齢者の尊厳を何よりも大切にした事業として育っていきたい」と篠木さんは語ってくれました。



NPO法人 小規模多機能ホーム なごみの家
[事業区分]高齢者支援、福祉・介護サービス
[法人設立]2006年5月
■住所 福岡市早良区東入部1-4-2 
■TEL 092-205-7533  
■FAX 092-203-3230
■メール 1651381901@jcom.home.ne.jp